濃厚なラム酒の香りと、甘酸っぱいレーズンのハーモニーがたまらない「ラムレーズン」。実はとっても簡単に自宅で作れるってご存じですか?市販品より好みの味に調整できて、スイーツ作りにも大活躍。今回は、ラムレーズンの作り方と、植物油脂の有無によるレーズンの違い、おすすめスイーツレシピもご紹介します♪

ラムレーズンの材料(作りやすい分量)
- レーズン 100g
- ダークラム(バカルディやマイヤーズなど) 100ml程度
- グラニュー糖 大さじ1(お好みで)
ラムレーズンにおすすめのラム酒はこちら↓
【作り方】
① レーズンを湯通しする(油脂入りの場合)
レーズンの表面に植物油脂がコーティングされているタイプは、ラム酒が染みにくいため、まず熱湯でさっと湯通しして油分を落とします。その後、しっかり水気を拭き取りましょう。
② 瓶にレーズンを詰める
清潔なガラス瓶に、レーズンをぎゅっと詰め込みます。詰めすぎないように8分目くらいまでが目安。
③ ラム酒を注ぐ
瓶にラム酒を注ぎ、レーズンがしっかり浸かるようにします。お好みでグラニュー糖を加えて、全体を軽く混ぜます。
④ 冷蔵庫で熟成させる
蓋をして冷蔵庫で保存。3日ほどで使用可能ですが、1週間以上置くとより味がなじみます。1か月ほど熟成させるとまろやかに◎
【レーズンの選び方:植物油脂あり・なしの違い】
レーズンの種類 | 特徴 | ラムレーズン向き? |
---|---|---|
植物油脂なし(ノンオイル) | 表面がややベタつくが、ラム酒が染み込みやすい | ◎ |
植物油脂あり(オイルコート) | 表面がサラッとして扱いやすいが、ラム酒が浸透しにくい場合も | ○(湯通しすればOK) |
なるべくノンオイルのレーズンが理想ですが、オイル入りでもひと手間かければ問題なし!できれば有機レーズンがおすすめです。
ラムレーズンを使ったおすすめスイーツレシピ
① ラムレーズン入りクリームチーズディップ
【材料】
- クリームチーズ 100g
- ラムレーズン 大さじ2
- はちみつ 小さじ1
【作り方】
常温に戻したクリームチーズを混ぜ、ラムレーズンとはちみつを加えるだけ!バゲットやクラッカーに乗せてワインのお供に◎
② 大人のラムレーズンアイス(混ぜるだけ)
【材料】
- 市販のバニラアイス(またはアイスクリーム)
- ラムレーズン 適量
【作り方】
バニラアイスを少し柔らかくしてラムレーズンを混ぜ、再度冷凍庫へ。濃厚で香り高いデザートに♪
③ ラムレーズンパウンドケーキ
【材料】
- バター 100g
- 砂糖 80g
- 卵 2個
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- ラムレーズン 大さじ3
【作り方】
材料を順に混ぜてパウンド型に流し、170℃で40〜45分焼くだけ。焼き上がりにラム酒を少量刷毛で塗ると風味アップ!
④ ラムレーズンバターサンドの作り方

ラムの香りがふんわりと広がる大人のバターサンド。サクサクのクッキーと濃厚なバタークリームにラムレーズンを合わせた、リッチな味わいのスイーツです。1日寝かせて、しっとりなじんだ頃が食べごろです。
材料(約10個分)
【クッキー生地】
・無塩バター 100g
・粉砂糖 60g
・卵黄 1個分
・薄力粉 150g
・アーモンドプードル 30g(なければ薄力粉で代用可)
・バニラエッセンス 少々(お好みで)
【バタークリーム】
・無塩バター 80g
・粉砂糖 30g
・ラムレーズン 40~50g(お好みで加減)
作り方
- クッキー生地を作る
室温に戻したバターをボウルに入れ、粉砂糖を加えてよく混ぜる。卵黄、バニラエッセンスを加え、なめらかになるまで混ぜる。
薄力粉とアーモンドプードルをふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜ、生地をひとまとめにする。
ラップで包み、冷蔵庫で1時間以上休ませる。 - クッキーを焼く
生地を3mmほどの厚さに伸ばし、お好みの型で抜く。
170℃に予熱したオーブンで12〜15分焼き、焼き色がほんのりついたら取り出して冷ます。 - バタークリームを作る
バターを室温に戻して柔らかくし、粉砂糖を加えて白っぽくなるまでよく混ぜる。
ラムレーズンを加え、全体を均一に混ぜ合わせる。 - サンドする
完全に冷めたクッキーにクリームをのせ、もう1枚で挟む。
冷蔵庫で一晩寝かせると、クッキーとクリームがなじんで、よりおいしく仕上がる。
仕上げのポイント
・ラムレーズンはしっかり水気を切って使うと、クリームがべたつかず美しく仕上がります。
・甘さ控えめにしたい場合は、粉砂糖の量を調整してもOK。
・プレゼントにもぴったりなので、箱詰めして贈っても喜ばれます。
まとめ
ラムレーズンは自家製ならではの風味が楽しめるうえ、簡単&保存もきく優れもの。ノンオイルレーズンがベストですが、オイル入りレーズンでもちょっとした下処理で美味しく作れます。自家製のラムレーズンで、ひと味違う大人のスイーツタイムを楽しんでみてくださいね。
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