麹(こうじ)は日本の伝統的な発酵食品であり、その美肌効果が注目されています。
実は家庭で簡単に手作りできる麹化粧水を作る方法を知っていますか?今回は、発酵器を使わずに手軽に作れる節約麹化粧水の作り方を紹介します。
麹の効能について
麹には美肌効果があると言われており、以下のような効果が期待されます。
- 保湿効果: 麹には保湿成分が豊富に含まれており、肌の水分を保持し、乾燥から守ります。これにより、肌が柔らかく、ハリや弾力が向上します。
- 美白効果: 麹に含まれるアミノ酸やビタミンB群などの栄養素が、メラニンの生成を抑制し、シミやくすみを軽減します。定期的に使用することで、肌のトーンが均一になり、明るく透明感のある肌を保つことができます。
- 抗炎症作用: 麹には抗炎症作用があり、肌の赤みや炎症を抑え、肌荒れやニキビの改善に効果的です。また、麹が含む酵素が古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進することで、肌トラブルを軽減します。
- 抗酸化作用: 麹にはポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化成分が含まれており、肌に対する活性酸素のダメージを防ぎます。これにより、肌の老化を遅らせ、若々しい肌を保ちます。
材料の準備
【必要な道具】
- ガラス瓶(ガラス容器などでも代用可)
- ガーゼ(キッチンペーパー、お茶パック、布巾でも代用可能)
- 温度計または温度調整機能付きの湯沸かしポット
- 軽量カップ
- 計り
- あれば保温器
- あれば保冷バッグ
【材料】
乾燥麹25g
お湯60℃ 200ml
デジタル温度計 揚げ物などにも便利
リンク
おしゃれな軽量カップ 持ち手があるので掛けて収納可能
リンク
作り方
- 麹をよくほぐします。板状の麹を使う場合は念入りに塊をほぐしましょう。
- ボウルに麹と60℃のお湯200mlを入れてよくかき混ぜ、3時間程度常温で置いておきます。
※ポイント※
麹は45〜60℃の温度でよく働きだすのでお湯が熱過ぎると菌が死んでしまい、冷たすぎは菌が働かないのでお湯の温度調整は気をつけましょう。 - 発酵器や保温器などがあれば40℃程度に設定して保温しておく。
- 保冷バッグがあればその中に入れておきます。私は今回保冷バッグを利用しました。
発酵器や保冷バッグなどがない場合はボウルより大きめの鍋に入れて蓋をしておくと良いでしょう。 - 麹を3時間寝かせたら、清潔なガーゼやキッチンペーパー、お茶パックなどで麹を濾していきます。
- 麹化粧水の完成。
濾した麹はお茶パックに入れてお風呂に入れたり、パックとしてお使いいただけます。
保存方法と使い方
使い方
水のような質感なので、手やコットンに出してお使い頂いたり、スプレータイプの容器でご使用も可能
保存方法
麹化粧水は保存料など無添加なので冷蔵庫で保管する
1週間程で使いきり、途中で変色したり、臭いに変化があれば使用しない
麹の匂いが苦手であれば、他の化粧水と混ぜて使用するのもおすすめですが、衛生的面を考慮し、容器に混ぜずその都度手に出す方がよいでしょう
1週間で使い切るには量が多いので、全身に使用したり、家族みんなで使用するとよいでしょう
今回使用した商品とあると便利なもの
乾燥麹
北海道産の米麹 人気過ぎて売り切れることが多いので在庫があるときが買い時!!
リンク
岡山県産の有機JAS認定付きの白米のみを使用した、職人手作りの乾燥こうじです。
こうじ菌を壊さないよう温風でじっくりと乾燥させました。食品添加物は一切使用しておりません。
リンク
計量カップ
リンク
温度調整機能付き電気ケトル
細口でデザインもスタイリッシュなのに値段がお手頃でとっても使い勝手が良いのでおすすめ!ドリップコーヒーが好きな方にもおすすめです。
リンク
リンク
麹化粧水、ぜひ皆さんも作ってみてくださいね。
コメント